債務整理とおまとめローン、どちらを選べばいい?

複数の会社から借金をしていて返済に困っている、というときには債務整理とおまとめローン、どちらを検討したらいいのでしょうか

 

おまとめして返済していけるのであればおまとめローン

複数ある借金を低金利なローンで一本化することで、利息額やひいては総返済額の軽減が期待できるのがおまとめローンです。おまとめローンは借金を一本化するだけで、借金の総額自体は1円たりとも減りません。ただし、低金利なローンでおまとめすることで適用利率をぐっと引き下げ、支払うこととなる利息額を減らすこと、そして返済期間を長くとることで月々の返済負担を減らすことは可能です。

 

返済期間を長くすればその分総返済額が増える、なんていうデメリットもありますが、余裕のある月に繰り上げ返済をしていけばいいのです。しかし利用しないでいて返済に行き詰まってしまったり、また債務整理をすることになれば信用情報に傷がついてしまいます。おまとめローンの利用では信用情報に傷がつくことはありません

 

なんとか今のところ返済できてはいるけれどちょっと厳しい、月に何度も支払日があって管理が大変という程度でしたらおまとめローンの利用がおすすめです。おまとめローンの審査は厳しいですが、まだ返済が滞ってしまう前の段階でしたら審査に通る可能性はあります。

 

すでに支払い遅延などローン審査に通るのが難しいなら債務整理

複数借金を抱えていてすでに支払い遅延などローン審査に通るのが難しい状況なのでしたら債務整理になるでしょう。返済が遅れている場合にはローン審査に大きく影響します。特におまとめローンの場合には審査が厳しいです。すでに返済しきれないくらいの複数の借金を肩代わりしたうえ低金利で貸してくれるほどおまとめローンの審査は甘くはありません

 

債務整理は法律を使って借金を整理するいくつかの方法の総称です。

債務整理の度合いによって、4種類の整理方法があります。

 

  • 任意整理
  • 特定調停
  • 個人再生
  • 自己破産

 

債務整理のメリットとしては、借金が減額または全くなくなるという点です。
これはおまとめローンにはないメリットです。

 

「借金が減る、もしくはなくなるならそっちのほうが…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろんその分大きなデメリットもあります。債務整理の方法にもよりますが、代表的なのは以下のデメリットです。

 

  • 信用情報に傷がつき、5年?10年の間は新規のローンなどが組めなくなる
  • 手続きに時間や手間がかかる
  • 任意整理では話し合いで借金の減額などの交渉をするが、まれに和解が成立しないことがある
  • 個人再生や自己破産などの情報が官報に載ってしまう
  • 自己破産では車やマイホームなどの財産は処分されてしまう場合がある
  • 自己破産では資格を制限されるため、職業によっては仕事を続けられない可能性もある

 

近い将来住宅ローンやマイカーローンを組む予定があるという方には5年〜10年という期間は長いのではないでしょうか。債務整理のメリットは大きいですが、その分このようにデメリットの影響も大きいことを十分理解しておきましょう。

 

おまとめローンか債務整理か、どちらがいいのかは状況によって違ってきます。
まずは無料相談をしている弁護士や司法書士などプロの方に相談をしてみましょう。